肛門科疾患

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痔核（いぼ痔）・裂肛（切れ痔）・肛門周囲膿瘍・痔ろう

　肛門の痛み・腫れ、排便時痛・出血で悩んでいる方は多いと思います。
　これらの症状がある方は主に、痔核（いぼ痔）・裂肛（切れ痔）・肛門周囲膿瘍・痔ろうに分類されます。特に血栓性外痔核や肛門周囲膿瘍はひどくなるとかなり腫れて痛み、こうなると早めの処置が必要となります。
　こうした症状のある方はぜひ外来にいらしてください。適切に診断・処置いたします。
　また排便時出血（下血）・下痢・便秘のある方の中には、大腸がんや特殊な腸炎の方もいらっしゃいますので１度大腸検査（大腸カメラ・レントゲン）を受けることをお勧めします。
　肛門科疾患は特に女性の場合羞恥心のためなかなか来院しづらいと思いますが、当院では十分羞恥心に配慮しながら診察していますので、長年悩んでいる方もぜひ一度診察にいらしてください。

痔の予防８か条

1. 毎日お風呂に入る
2. お尻をきれいに
3. 便秘・下痢はよくない
4. トイレで強くいきまない
5. 腰を冷やさない
6. 座りっぱなしはよくない
7. 酒、コショウ、からしなどの刺激物は避ける
8. 間違った治療は禁物
   

乳児痔ろう

　乳児痔ろうは主に下痢が発生要因となり、ほとんどが男児で、生後2〜3ヶ月時に3/4が発症する。整腸剤･下痢止め等を投与し、狂句所の清潔(頻回の坐浴もしくは洗浄、乾燥、オムツの交換)を保つことにより、6〜15ヵ月後には90％以上が治癒する。

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