メタボリックシンドローム

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　皆さんもメタボリックシンドロームという言葉はどこかで耳にしたことがあると思います。
改めてその定義を列記すると

　簡単に言うと食べすぎと運動不足で内臓脂肪がたまり、たまった内臓脂肪からアディポサイトカインと呼ばれる物質が分泌されてさまざまな悪影響を体に及ぼし、最終的に動脈硬化を促進し心血管病を起こしやすい状態となるわけです。
　基本的に、食べた食物のうち吸収されたエネルギーと、生命維持と日常生活に使われるエネルギーの差がプラスであれば内臓脂肪は増加し、マイナスであれば内臓脂肪は減少するのです。
　私が子供のころは今のように肥満の人はほとんど見かけませんでしたが、今日では町で見かける肥満の方はかなり多くなりました。まあそれだけ日本が豊かになった証拠でもあるのでしょうが、豊かになって病気になりやすくなったと言うのでは本当の豊かさではないと思われます。
　やはり人間は労働をして腹が減ってそれを満たす分の食事をするのが一番だと思います。
　しかし人によってはデスクワークの方もいらっしゃりますので、そのような方にお勧めするのは朝の20〜30分程の散歩です。これは最初は難儀ですが続けてみるとなんとなく1日のやる気が出てきて、下半身も最初は筋肉痛とかあると思いますがそのうち体のほうが散歩を求めるようになってきます。これが継続すると内臓脂肪も徐々に減り、食事もおいしく食べられるようになります。
　私も一時かなり肥満となりいつもなんとなく体がだるく肝機能も軽度上昇していました（上記の基準についてはウエスト周り以外は不明）。これではまずいと思いまず散歩からはじめました。景色を楽しみながらの散歩は楽しく、そのうち水泳・ジョギング等も始めるようになり、その後ほぼ標準体重となりました。今では朝できるだけジョギングをやるようにしています(皆さんにはジョギングよりは散歩をお勧めします）。
　ちなみに体重60kgの人が1km歩くとエネルギーを約100kcal消費するそうです。

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