感染性胃腸炎（ノロウイルス）

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　毎年冬になると、嘔吐・下痢・腹痛・発熱などの症状で発症する胃腸炎が流行します。これは主にノロウイルスという病原体が小腸に感染して発病する疾患です。症状が口側に向かうと嘔気・嘔吐となり、肛門側に向かうと下痢となります。牡蠣などにもいて、牡蠣を食べた後に発症することもあります。かなり熱に強く鍋で３０分以上加熱しないと死滅しないともいわれています。老人施設などで集団発生し新聞紙上で話題となったこともありました。
　今年はこのウイルスの当たり年らしく例年の２倍ほどの患者さんが発症しているそうです。感染経路は汚染物を触った手から口を通じて感染するといわれています。したがって予防策は食事前に必ず手洗いをきちんと行うことです。

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