花粉症

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　近年花粉症の意識が高まり、一年を通してさまざまな花粉症が取り上げられています。代表的なものでは、スギ、ヒノキ、カモガヤ、ブタクサなどがあげられるでしょうか。しかしなんといっても一番日本人を悩ます花粉はスギです。人により感受性・反応性の違いがあり、花粉が飛び始める前に治療を開始したほうがよい人、飛び始めてからでも十分な人とさまざまです。毎年鼻水・くしゃみ・目のかゆみ等の花粉症症状がひどい方は花粉飛散開始日の２週間前から治療を開始するのがよいといわれています。
　ところで飛散開始日とは一定面積あたりの花粉数と日数で決定されるそうですが、ほぼ毎年２月中旬といわれています。実際に飛び始めるのはもっと前で１月中旬ごろだそうです。
　そうすると飛散開始日の２週間前からとなると１月下旬ごろから症状の強い方は治療開始したほうがよいことになります。
　東日本の来春（2007年）のスギ・ヒノキ花粉は今春よりは多いと予報が出ています。

花粉症対策

1. 外出時にめがねを着用：目への花粉の侵入量を1/3に減らす
2. 外出時にマスクを着用
3. 花粉情報に注意する
4. 表面がけばけばした毛織物などのコートは控える
5. 外出から帰宅したら洗顔・うがい・鼻をかむ
6. 掃除機には長いホースをつけ本体は室外へ
7. 布団を干すなら、よくはたき表面に掃除機をかける
8. 花粉を室内に入れない：玄関先でよく衣類をはたき、帰宅後服を着替える
   

花粉症治療

1. 抗アレルギー剤（飲み薬）
2. 点鼻薬
3. 点眼薬　
4. ステロイド（飲み薬、点鼻薬、点眼薬）

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